『桃(タオ)さんのしあわせ』という映画を見て

監督のアン・ホイという名前は初めて聞くが、これが女性だとは思わなかった。
そう考えると、ああ、あそこの場面は女性らしかったなと思えるところも少なくない。
例えば、老人ホームで桃さんにいつも300ドル(多分香港ドル)を無心して、それで風俗通いをしているキンさん(チョン・プイ)を許してしまうところ。働き盛りの男からすれば、ロジャーが憤るようになんだこいつと思うのが普通なのに、桃さんはそれをあっさりと許す。女性の視点に加えて、年齢の視点もあるのだろうが。
ロジャーは、恐らく40代の独身男。
予告篇でも流されていたが、彼女が作る料理を彼女の方を見もせずに受け取って食事するロジャー。ここで彼にとっての彼女が、生まれた頃からいるということで、彼女がロジャーにとって空気みたいな存在だということを端的に表している。
それが桃さんの脳卒中でガラッと変わる。
といっても、最初のうちのロジャーの対応は、義務感から来るものだった。
家政婦を辞めて老人ホームに入りたいと言う桃さんに、「お金は出すよ」とロジャーが返したのも、自身に金銭的な余裕があることと、アメリカに移住している母親や家族が長年世話になり、桃さんを世話出来るのは身近にいる自分だけだという思いだけだったろう。
それが変わるのは、ロジャーに付き添われ、久し振りに桃さんが彼の部屋へ戻って、二人で思い出の品を眺めているとき。
ロジャーは、ふと、この人の人生って一体どんなものだったのだろう、結婚もせずにずっと一人で一族の世話ばかりで過ぎ去った時間というものは、この人にとってどんな価値があったのだろうという顔をする。これは観客にとっても、ここで彼女の人生とはという思いを共有する場面となっており、そのあたりの演出は上手いと思う。
その答えははっきりとは示されないが、その後は、本当の親子と思えるような繊細でお互いを思いやる二人のやり取りが続く。
しかし、そんなしんみりした場面ばかりではない。笑いも随所に含められている。
特に桃さんが入ったばかりの老人ホームでの食事の場面。おかずをこぼしながら食べる老人をしかる元校長(正月で一時帰宅するとき、息子は頭が上がらない様子だった)。また入れ歯が無いと騒ぎ、他の人が間違えたと言って持ってきた入れ歯をコップで洗って口にはめる老人。
ロジャーと桃さんのやり取りにも笑いはある。桃さんがロジャーをたしなめる言葉を、そのまま桃さんに返して笑い合う場面も多くあった。
原題は「桃姐」。桃さんの最晩期を描いた物語で、病気に悩まされはしたが、恐らく彼女にとって人生の中で一番穏やかで幸せな日々だったのだろう。家族のいない彼女にとって、ロジャーはまるで本当の息子のように接し、それにも嬉しさを覚えているショットがいくつもあった。
老人ホームに入った当初、名前について「家政婦みたい」と言われたことに対して噛み付いた彼女だったが、そんな気の強さも後半は表面に出ることは無くなっていた。

映画『天のしずく 辰巳芳子“いのちのスープ”』を見て

映画『天のしずく 辰巳芳子“いのちのスープ”』を見た。辰巳芳子という名前は聞いたことがあるような気がする。 料理研究家。何で料理研究家ってのは女性が多いんだろう?現場の料理長(シェフ)や板前ってのは男性が多いのに。それはやはり、研究が家庭料理を対象としているからなのだろうな。 共働きの家庭も当たり前になってきていて、男女雇用機会均等法なんかも制定されてかなり経つが、未だに料理(家事)は女という意識が残っているからだろうな。斯く言う俺も、その意識に甘えているところもあるが。 冒頭の映像は、ビーカーで何やら円形の物体を煮沸している場面。その丸い物体にはところどころに黒い点が認められたので、最初は蜂の子や蛆虫といった昆虫かと思った。結構グロい映像だなあと思っていたが勿論そんなことはなく、その後で玄米を炒っている場面も出てくる。つまり玄米スープを作っていたのだ。玄米は身体にいいと、まるで河村通夫みたいなことを言う。 玄米スープは飲んだことは無いが(多分)、何となく旨いんだろうなあということは想像できる。 それは別として、ドキュメンタリーは2011年4月から始まる。つまり大震災の一ヶ月後だ。そこで彼女は、震災を受けての食の大切さについて講義する。 そこで面白い発見があった。“地獄炊き”という言葉。 「今の人は、この言葉を知らないんですねえ」と彼女が言う通り、俺もその言葉は知らなかった。 ちなみに観終わった後でその言葉をyahooで検索したら、「五島うどんの地獄炊き」というバナーがずらり。しかし彼女の言う地獄炊きとは、水から炊き始めるか、」お湯から炊き始めるかの違い。その炊き方がどういう料理に合っているのか、それによって水加減がどう変わるのかの説明は、料理番組ではなかったから無かったけれど。 もう一つ、面白いことがあった。 彼女は、梅干のおにぎりが理屈に合わないと言う。 腐食を防止する作用があると言われる梅干のおにぎりだが、腐食は表面から始まるのであって、それを防止する梅干が中にあるのは矛盾だとのこと。腐食を防止するのであれば、梅干をペースト状にして、外側から握るのでなければ理屈に合わないと。 言われてみればそうなのかなあと思う。新しい発見で面白かった。

【広告】
いらない車をディーラーに下取りしてませんか?ちょっとまって!あなたは損しています。 車一括査定サイトではあなたの車を15万円以上高く買い取ってくれる業者を紹介することができます! 一度、見てみてはいかがでしょうか?車一括査定

子守を任されました!

今、夏休みで実家に帰ってきています。何年か前まではお母さんに甘えてわがまま言ったりできたんですけど、最近はまったく実家に帰っても相手にしてもらえないんです。
というのは、お姉ちゃんに子供ができたのでお母さんもお父さんも孫にメロメロなんです。もちろん私も顔を合わせるときは可愛がっています。やっぱり、赤ちゃんや小さい子は可愛いです。
しかも、お姉ちゃんから写真を見してもらうと私やお姉ちゃんの小さいころにそっくりだったりするので自分の分身みたいで楽しいです。でも、今日はびびりました。というのも、姪っ子たちと私で実家で留守番だったんです。
まさかの子守りだったので結構焦りました。まだ小さいんですけど、うちの姪っ子は人見知りしないよく話す子なんです。ただ、私はその言葉がほとんど聞き取れないので海外の人と話している感覚になりました。
しかも、姪っ子は言葉が通じないと癇癪起こしてなくのでお姉ちゃんはこうやって毎日子供たちと向かいあっているのかと思うとすごいなと思っちゃいました。お母さんも私たちを育ててくれて本当に尊敬しかないです。
そして、今日は生まれて初めてしろくまちゃんのほっとけーき絵本の読み聞かせをしました。実家に私が読んでいた絵本がたくさんあったので読んであげたら喜んでました。こういうところは素直で可愛かったです。今日はちょっとだけ子育てが経験できて良かったです。
人生は何事も経験だと思いました。

ゲームとビデオで

一時期とてもブームになったWiiフィットというゲームがありました。
テレビゲームを使って運動ができるという代物です。

昔はビデオゲームという何十万もしたものが家の片隅に置いてありました。
私の父が衝動がした買い物・・・本当にもったいない・・・

そのことをふとゲームショップで思い出しながらも運動不足解消を家にできたらすごく便利だなと思い購入しました。
しかし、多くの方がそうだと思いますが、いつの間にやらうちのバランスWiiボードもほこりをかぶっていました。
そんなWiiフィットをなぜか久しぶりに再開してみることにしたのです。
運動自体が久しぶりの私としては、夏も近いことですしプチダイエットになればなぁと軽く思っていました。
結果としましては、ものの数分で足をつってしまい即中断してしまいました。
床を転げまわるというなんとも恥ずかしい思いだけして。
やはり運動をするときは準備運動が大事ということとを痛感しました。
そもそも、毎日きちんと少しずつでも良いのでストレッチやランニングなどの運動はしないとダメなんだと思います。
継続は力なりとよく言いますが、本当にその通りだと思いました。

焼きスパ、美味しいですよ。

先日、学生時代にバイトしていた時のお店で出してくれたまかないデザートが食べたくなり、自分で作ることに。

材料は、イチゴとバニラと牛乳とシロップです。

イチゴを適当な大きさに切り、バニラと牛乳とシロップを入れて出来上がり。

バニラの甘さとイチゴの酸味が良い味を出してくれるのです。

このまかないデザートは、お店が終わった後、よくマスターが作ってくれました。

そして、他にも、ありまして。

焼きそばとスパゲッティを混ぜた、焼きスパ。

麺の違うので、それぞれの面の味を堪能できて、とても美味しいのです。

これも、たまに無性に食べたくなる時があり、自分で作ります。

ベースは、焼きそばで、焼きそばの面を入れる前に、スパゲッティの麺を先に入れるのがポイントです。

まかない料理って、残ったものを上手に利用していて誕生したんだとか。

焼きスパも、焼きそばの麺が少ししか残っていなくて、スパゲッティの麺が沢山あったので、それを足しちゃえの発想から誕生したみたいです。
(マスター曰く。)

賞味期限のことがあるので、残ったものは、働いている方が食べないといけませんからね。

もったいないですから。

ですが、まかない料理って、美味しいので、メニューにして欲しいですね。